ホトトギスが鳴いている
今朝も早くからホトトギスが鳴いている。
ホトトギスは朝早くから、夜も遅くなって日が変わるような時までも鳴いている。寝不足は無いのか、ホトトギスのオスは?
「東京都特許許可局(とうきょうととっきょきょかきょく)」と鳴くと、小学生の時教えられたような気がするが?
鳴き方は品が無く、けたたましく声張り上げて鳴くのでうるさくて、私には耳障りだ。多分、托卵鳥類なので差別的な思考が多分にそうさせるのだろうか。
間隙をぬって、鴬(ウグイス)の声が聞こえて来る。だが、鶯の繊細で爽やかな鳴き声をかき消すかの如く、ホトトギスは今朝も太く通りがいい声を響き渡らせている。
奴め、鶯の巣を狙っているのかもしれない。ホトトギスの思惑が成功すれば、その巣の鶯の卵からヒナへの無事な成長は皆無だ。
一方的な見方からすれば、鴬が可哀想、哀れと思える。他方、ホトトギスにも生存権があるだろう。彼らのDNA遺伝情報は積年の命の戦いでの成功体験から得た、最良で唯一の生存方法なのだろうから。
穏やかな長崎の朝にも、命をかけた戦いが繰り広げられている。自然界の子孫を残す生存を掛けた戦いが、この時期の巣作りする小鳥たちの宿命なのだから。
と、勝手に妄想しまくっている暇な爺の戯言(ざれごと)です。♪トキョ、トッキョ、キョキャキョク、トホホホッ...
2022.6.2記