北海道電力(以下、北電)の着工準備中の石炭からLNG火力へ移行する電源開発計画は時代に逆行してないか?
北電の石炭からLNGへ移行はLNG供給をロシア依存前提か?
北電の火力発電所建設計画は北方ロシア・樺太からのLNG供給を前提としているのか?
北電はロシアからのガス供給の脆弱性が知れ渡っているこのご時世において、その危険性をまだ楽観視しているのか?
外務省、北電は世界をリードする日本の石炭火力発電技術をあまりに過小評価していないか?
今世界の流れは、日本の石炭火力発電政策を批判し続けた、あのドイツでさえ、しれーと、石炭火力を復活させる方針を表明したではないか。日本は世界の潮流に、反してないか?なぜ時流に乗らないのか?
超々臨界圧石炭火力発電所建設へ前向きな決断が今、必要ではないか?
外務省はバングラディッシュやインドネシアで進めていた超々臨界圧石炭火力発電所建設の援助を中止すると発表した。なぜ今の時期なのだ。むしろ、世界の追い風に乗って「全力で推進する」ではないだろうか?
外務省はG7の中で欧州と違う日本の価値観をなぜ、貫き通さないのだろうか。日本の確たる技術を高らかに喧伝しないのだ?
安価で安定供給の石炭の有効活用と、よりCO2の発生を抑え、環境にやさしい石炭火力を目指して脱炭素に近づく、高能率の日本の火力発電技術を見くびっている、否、内心、石炭火力発電プラントが今後は日本の独壇場となることを恐れている欧州へ、遠慮しているのか?忖度しているのか?
積年培った努力の技術を死なせるな!いまこそ世界へ大いなる活用の時ではないか?
外務省・政府は石炭火力への批判的な国際世論を早急に論破せよ!そして、国内はもとより世界へ、超々臨界圧石炭火力発電所建設へのかじ取りを堂々と、強力に取り直すべきではないか?
北電は準備中の石炭からLNG火力へ移行する電源開発計画の見直し・再考が僅々の課題と考えるが...如何に。
2022.6.28記
<資料>Jーpowerウェブサイトより