周囲はならず者だらけの物語(日出国への応援歌)
和が愛する桃源郷は、北を向いても、西を向いても、道理が通らない、脅し、威嚇常習のならず者の隣人ばかりじゃ、ござんせんか?
北方のならず者は他国で、自ら火付け盗賊を働き、多くの罪なき人々を亡き者にしておきながら、嘘つきまくり追及を逃れ、どさくさに紛れて、和が愛する桃源郷の北の大地をも、我らのもんじゃと言わんばかりに、いや言った。小さなジャブ打って、いちゃもんつけて来てるし。あーおそろしあ、あーおそろしあ【*】。
講談師: 「来るなら来い! 我らの字絵隊はお前んとの兵隊より、1000倍意志を持っとるんじゃ。正義は我にありじゃ! 来るなら、死ぬ気で来い。肉を切らせて、骨を断ってやるわい。お前らに一歩たりとも、この大地をやるわけには、いかねーいかねー。この、残虐非道のゲスどもめ! おめーら、人間じゃねぇー! 多々っ切ってやる!」 ♪べべん、べんべんべん...
北方の南隣りのならず者は、わけのわからん花火をパンスカ、パンスカ打ち上げて、うちの領内の海に残りかす落しとるし。
講談師: 「汚すな! 掃除しに来い! 何? 船の燃料代が無いから、金くれるなら、考えないことも無いだとおォ? お前んとこ、いつもそう言って、金だけもらっとるやないか! 金返せ! 人返せ! この貧乏人、花火やめて、パン買って食ってろう!」 ♪べべん、べんべんべん...
一番の狡猾で不気味なのが、西方の大ならず者の隣人でして、10年、20年...50年、100年の計画で、少しづつ、ささみをはぐかのように、ある時はアメーバーのごとき手法で、嘘を吐き吐き、甘い汁を垂らしながら、忍び寄ってきている。
講談師: 「各々方(おのおのがた)! くれぐれも油断召されるな! 敵方の間者の侵入を許すでないぞ! 一時の雨宿りを許すと、100年居座り続けられますぞ! 情けは微塵も掛けてはなりませぬぞ! おぬしらは平和ボケのノー天気の世間知らずで、頭の中はお花畑で、気が優しいから、心配ですぞ! しっかり対応なさりませ!...」 ♪べべん、べんべんべん...
to be continued...
2022.4.11記
【*】おそろしあ=怖+ロシア