谷村新司の名曲「昴(すばる)」に隠されたメッセージ
昴 [すばる]
作詞・作曲:谷村新司
発売日:1980/04/01
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目を閉じて 何も見えず 哀しくて目を開ければ
荒野に向かう道より 他に見えるものはなし
ああ 砕け散る宿命の星たちよ
せめて密やかに この身を照せよ
我は行く 蒼白き頬のままで
我は行く さらば昴よ
呼吸(いき)をすれば胸の中 凩(にがらし)は吠(な)き続ける
されど我が胸は熱く 夢を追い続けるなり
ああ さんざめく 名も無き星たちよ
せめて詳やかに その身を終われよ
我も行く 心の命ずるままに
我も行く さらば昴よ
ああ いつの日か誰かがこの道を
ああ いつの日か誰かがこの道を
我は行く 蒼白き頬のままで
我は行く さらば昴よ
我は行く さらば昴よ
11月9日の皆既月食の天体ショウの最中に、その月から少し離れて、微かに輝くプレアデス星団を観ることができた。庭の東の夜空から、肉眼で、手持ちの低倍率の双眼鏡でも観ることができた。プレアデス星団は谷村新司が1980年から歌っているあの名曲「昴(すばる)」のことです。
谷村新司は自著『谷村新司の不思議すぎる話』(マガジンハウス)の中で、「昴」はプレアデス星団(*)からのメッセージをキャッチして書いた詞だと述べているそうです。
さらに、その「昴」には隠されたメッセージがあるとして、「目に見えるモノだけに縛られる物質的な生き方に別れを告げ、目に見えないモノを大事にする精神的に豊かな生活を選ぼう」と述べているそうです。
しかしながら、私には幾度となく、詞を読み返しても、隠されたメッセージを読み解く能力?感受性?というか、その境地には全く至らなんだ。ボケが進んだ凡人には至極無理なんでしょうかね? 否、私だけ? そりゃ、残念!
(*)プレアデス星団というのは、和名で「すばる」。中国では「昴(ぼう)」と呼ばれるおうし座の散開星団のことです。冬の宵に見える。別名を六連星(むつらぼし)。by ウィキペディア
2022.11.10記